小橋川剛右 木芸展に行ってきました。
会場に入った途端、木の香りが充満していて、炎天下の中歩き疲れた体が一瞬で蘇りました。木のぬくもりに人の手が加わることで、更にやさしく力強くあたたかく、触れるだけでとてつもないパワーを感じました。屋久杉を使ったジュエリーや琉球松の家具など、いずれも木そのものの雰囲気を最大限に生かし大切に作られた印象。さりげないのに凄い存在感・・・これぞまさしく木の魅力。スタッフの上原さん曰く「木は傷がついたところを再生するために、自分で濃い樹液を出すのですが、その部分が木の中で一番価値がある部分になるのです。」と。作者の小橋川さんは、「斜面に立った木は不利な立地故に一生懸命逞しく生きていこうとする。またそういう木にもものすごい価値がつくのです。」と、木に愛情をこめて語ってくださいました。傷ついた分だけ美しくなれたり、逆境ほど立派に育つ木の生き様!(というのかわからないけど(笑)木ってすごいなーと改めて感じたのでした。
個展は昨日で終了してしまいましたが、八重瀬にGRAINというSHOPもあるので、お近くに行かれる方は是非覗いてみてください。わたしも近日中伺いまーす!
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