復活!

今年に入ってから3度も転んでしまった。
はじめは長い間座りっぱなしで、
立ち上がろうとした瞬間、左足が硬直して動かなくなり、バランス取れず、転倒。
2度目は、出勤時、昨日まで何も無かった場所に苔が生えていて、
気付かずにズルリ!と。(ほんとに苔でこけた。シャレでないけど)
この時は転倒の瞬間にギャッ!と絶叫。というのは、
転んだ衝撃でさかさまになったバッグのポケットから自宅の鍵が放り出されて、
水路の継ぎ目の穴に落ちたら大変!と、
必死にキャッチしようともがいた叫び声。
その瞬間は、スローモーションのような感じで、
(脳裏では、ウサビッチがスローになるときのバッハが流れていたのよ(笑)
本当にビックリ!
もっとビックリしただろう、は、国立劇場にいた警備員の方々。
「大丈夫ですか?」とかけよった先には、
鍵をキャッチした、すんごい険相の本塁キャッチャーさながらのわたし。
(想像してみて。かなり怖いから(笑)
このときまたもや、左足の甲から足首にかけて、
前回と全く同じところを怪我してしまい、
かばいながらも、自力で治そうとヨガは続けていた。
(この時点ではまだ続けられていた。)
そして震災前日には、でこぼこの道の段差に乗り上げ転んでしまい、
また同じ場所を負傷。この時はさすがにトドメをさしてしまった感じで、
道の真ん中にうずくまってしまった。
その後、左足は思うように動かず、もう、ヨガどころではない状態・・・
怪我のショックもさることながら、
震災後、情報を得るごとに恐怖心に飲み込まれそうになったり、
無力感にさいなまれたり、
「今こそヨガがしたい!」
というときにできなかったことは、本当に辛かった。
でも、自己治癒力をひたすら信じ、自分なりのリハビリを繰り返しながら、
2週間後には何とかヨガに復帰。
それでもスタジオで行えるまでには、なかなか至らずだったけど、
この前ようやくアップドッグ
(腕を立て上半身を起こし足の甲を地面にグイーンと押し付けるポーズ)
ができるようになったので、アシュタンガのヴィンヤサが可能に!(泣)
そして昨日久々のスタジオへ。
2ヶ月ぶりのヨガレッスンは、最高に蘇った。
ヨガは元々あった場所(心も身体もそこにあるべき場所)に戻ることなんだと再確認。
健康にありがとうの気持ちでいっぱいになった。
昨年から無理をしない、疲れたらすぐ休むを徹底していたら、
職業病でもある喉疾患以外、病気とは無縁だったのに、
怪我は自分でも盲点だった。
40代、これからもっと気合を入れて身体を大切にしていこう!

久々のスタジオということで、久々のYOGAYOMU
(いつもスタジオにおいてあるフリーペーパー)
今回の特集はインド料理。読んでいるだけで、口の中がスパイスでいっぱいな錯覚。

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