
月: 2011年3月
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音楽の力。
東日本被災地救援コンサート寒い中、風も強く、時折雨もパラつく中、
本当にたくさんの方がお越しくださいました。本当にありがとうございました!
クラシック、ジャズ、80名を越えるミュージシャンのみなさん、
そして募金活動を行われた、宮城県人会、福島県人会、岩手県人会のみなさん、
本当にありがとうございました!
また、このような素晴らしいコンサートを立ち上げてくださった、
沖縄ジャズ協会をはじめとする、実行委員会のみなさんにも、
心より感謝申し上げます。
趣旨が趣旨だけに、我々、運営する側も、観に来られたみなさんも、
最初は神妙な面持ちでした。
突風吹き荒れる寒さの中、身体も表情もどんどんこわばるばかり。
なのに演奏が始まると、途端に、そこに居る人の表情は幸せそうな笑顔になり、
身体が動き出し、手拍子、足拍子、
中盤からは子どもも、大人も、次々に踊り出す・・・
本当に音楽の力は凄いと感じました。
ひとりひとりのミュージシャンの奥底にあるパワーが、
聴く人のパワーを引き出し、どんどんパワーは連鎖となり、つながっていく。
まさに、音楽とは、生きていることを実感できるものであり、
それを噛み締め、感謝し、生の喜びを多くの方と共有できる、
素晴らしいものであると再確認しました。
生きる力となる音楽を、
今こそ、どんどんいろんな場所から発信できたらいいですね。
義援金と共に、
音楽のパワーが連鎖となり、東北へ届きますよう! -

わたしのともだち。
隣の隣の部屋に住むタイのオトモダチが、
ご主人の仕事都合で先ほど京都に旅立ってしまった。
先日引越しの際に、もう会えないかも。
とゆんたくをしたけど、
今日もう一度沖縄を離れる前に少しだけ会うことができた。
・・・と書きながらも、
またこんな風に会えそうな気がしてならない。
明日朝、ゴミを出しにいけば、
ばったり会えるかも?
なんて、まだ思ってしまう。
警報機の誤作動で夜外に飛び出してしまったときも、
家で仕事に追われ、疲れきっていたときも、
ぐったり落ち込んで元気が無かったときも、
いつも彼女がそばにいてくれた。
電話番号もアドレスも交換する必要がない、
ノックひとつで会えるオトモダチ。
仕事のことも、家庭のことも、
互いの国のことも、
全く話は尽きなかったし、
いろんなことをシェアできる心から尊敬できる大切な人。
いつでも会えるという安堵感から、
先延ばしにして実現できなかった約束もたくさんあったけど、
また次に会ったときの楽しみに。
新しい生活が素晴らしい毎日でありますように。
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彼女が日本語で訳詩を書いた、
タイのCDをプレゼントしてくれました。
タイトルは「わたしのともだち。」
震災を経て、人とのつながりを更に大切に感じます。
身体は離れても、心はしっかりとつながっていられるように。

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東日本大震災被災地救済コンサート!
3月27日(日)
久茂地のパレット広場にて
沖縄ジャズ協会主催で行われる
東日本大震災被災地救援コンサートのオシラセです!
時間は午後2時から、譜面が読める日没まで(笑)
オールチャリティーで行われるので、
照明なども一切ない中で演奏いたします!
出演は沖縄ジャズ界きっての豪華メンバー!
&そして今回はクラシック界からも
幅広くご参加いただき、
(何と総勢10団体 78名のご参加です!!!)
中には三線などの沖縄の楽器も入っていたりと、
とっても楽しみな内容となりそうです♪
わたしも当日MCとして参加させていただきます。
お買い物がてら、青空の下で、
ジャズとクラシックを一緒に楽しみませんか?
みなさんのお越しをお待ちしています♪ -

こどもとしぜん。

世界の海を守り、沖縄のサンゴを守るために活動をされている
海洋学者キャサリンミュジックさんのワークショップに参加しました。
水の成り立ちを改めて考えると共に、
海の水と雨水が循環している中、
人間の生活と水との関わり方、意識を変えることで、
海の水のためにわたしたちができることを考えました。
大災害が起こった今こそ、
自然について、正面から向き合っていかねばならない時ですよね。
そういった意味でも、ほんと有難い機会でした。
キャサリンさんがお書きになったエリセラさんごという絵本も
ひと目惚れして購入しました!
さんごについて、
歌の歌詞のように弾む心を感じられる詩とイラストで綴られとても素敵です♪
その他にもツリーハウスがあったり。

ハウスに登るにはこんなたらいのエレベーターがあったり。
子どものみならず大人も心から楽しめた自然学校。
お友達家族と共に楽しい休日が過ごせました♪
子どもと一緒に自然の中に身を置くこと・・・
元気を取り戻すには最強です!(笑) -
心で。
買いだめは東京のみならず全国に広がっていると聞きます。
大阪では電池が、名古屋ではお米が、
と聞くと、自分さえ良ければ、
という思いが横行しているのかとただただ悲しくなります。
どうか、最も必要としている人のところへ、
物資を届けるご協力を!
自分を満たす・・・
不安感を埋めるのは、物(備蓄)ではなく、
思いやりや、やさしさなど、
目には見えないものです。
買いだめ防止につながることを祈りつつ・・・
http://please.nomaki.jp/ -
今こそ自分を大切に。
アシュタンガヨガのちゃま先生のブログで見つけた言葉が
とても心を沈めてくれましたので、自分のためにも、ここに書いておきます。
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1. まずは自分自身から始めましょう。
今はまだ地震直後であり、だれでもアドレナリンが噴出している時です。こういう時は何かをしたくてたまらなくなりますが、まずはその自分自身の感覚をトラッキング(追跡)しましょう。そして自分自身に対するサポートを最初に求めてください。
2. テレビを消しましょう。
テレビで繰り返し流される悲惨な映像は、非常に強い吸引力を持ちます。人によっては催眠にかけられたようにテレビの前から動けなくなる人もいるでしょう。こうした映像に何度も何度も自分をさらすことは、まったくあなたのためになりません。トラウマの渦の引っ張り込む力はとてもとても強いことを思い出してください。もしあなたが「何かをせねば」という衝動に強く駆られているのでしたら、まずは祈りましょう。
3. 今一番に必要なのは、
身の安全を確保することで、避難場所、食べ物、人々が安全かどうかをチェックすることが優先です。
4. そして非常時に最も大切なのは、コミュニティからのサポートです。
コミュニティは非常に大切です。お互いに集まれるのであれば、集まってサポートをし合いましょう。
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今日久しぶりに親友と長時間話し、
同じ気持ちを心から共有し、
とても穏やかになれました。
この数日間ずっと張り詰めていたものがスッとほどけました。
改めて人は人に支えられていると実感しました。
支え、支えられ、これは一対一の関係だけには留まらないと思います。
その安心感はまた周りの人に伝わり、
結果、多くの人に幸せをもたらすと思うのです。
まず、自分を大切に。
そして、自分の身近な人を大切に。
やがて支えあう力は大きな輪となると信じています。 -
チャリティーライヴ開催します!
3月27日(日)
パレット久茂地前にて、
チャリティージャズライヴ決定しました!!!
わたしもMCでお手伝いさせていただきます!
時間は14時~18時
無料でお昼から楽しめる普段着のジャズなんて、
なかなか無い貴重な機会です♪
是非ご参加くださいね!!!
☆出演者や詳細はまたわかり次第お伝えしますね! -
残念なお知らせです。
3月18日に開催される予定であった
沖縄アジア国際音楽祭MUSIX 2011、
今回の震災を受けて、中止することになりました。
18日のミュージックカンファレンス、
20日のジャズライヴ共に担当させていただく予定でした。
準備をすすめてくださっていた事務局のみなさん、
ジャズライヴの制作にあたっていたカマンタさん、
リハーサルを行われていた出演者のみなさん、
其々の尽力が無駄になってしまうとしたら、
これほど残念なことはありません。
いろんなところでイベントが中止されています。
配慮、自粛、電気代、集客の問題等、
きっと、いろんな考えがあります。
ですが、スポーツ、エンターテイメントなど、
人の生きる力となり得るものは今こそ必要だと思います。
プロ野球のオープン戦で、募金箱を設置し、
「被災者の皆さんが頑張っている今こそ僕たちも頑張る!」
と選手のみなさんがインタビューで話していました。
こういった動きが今頑張っているみなさんのどれほど大きな力となるか。
義捐金と共に、
今大きすぎるダメージを受けている日本を後押しすると思います。
今回のMUSIXの選択、
苦渋の決断だったかも知れませんが、
今こそUSTREAM配信などを検討し、
全国に音楽の力を届けて欲しかったです。
お世話になっている沖縄ジャズ協会では、
何とかそれをチャリティーコンサートに変更して、
実施できないかと、昨日も会議が行われています。
わたしも微力ではありますが、
参加させていただきたいという意向を申し上げました。
実現することを心より願っています。
タグチマミ


