昨日は旦那がムスメのサマースクール送り迎えをしてくれると言うので、朝からヨガに行き、午後からは、桜坂上映中見逃してしまったエルブリを見てきました。カリスマシェフ、フェナンアドリア氏が率いる世界一予約の取れないレストラン・・・その名はシェフである義兄が見せてくれた本で知り、以来ずっと興味を持ち続け、TVや雑誌でも特集が組まれるたびに胸ときめかせていました。(残念ながら惜しまれつつ昨年閉店。)
この映画は1年のうち僅か半年しかオープンしないエルブリの長期休暇中、新メニューを模索していくシェフたちの姿を追い続けるドキュメンタリー。世界最高峰たちの目指す食とは?味やヴィジュアルへのこだわりは勿論、約3時間かける食事が退屈することのないように、その探究心は驚きへと及んでいきます。躓き、悩み、また原点に戻るの繰り返しは、料理家の気高き取り組みというよりも、もっともっと奥底にある、ピュアな原動力を、そのまんま突きつけられたようでした。
フェナン氏の言葉
「創造は日々の積み重ねである」
「リサーチがひらめきの源」
物を創り出す力の原点を見たような、臨場感溢れる調理場での2時間。リウボウホールで7月29日まで。
***日本の食材もかなり使われていて、(柚子はフェナン氏が取り上げたことにより、世界に広まったそう。)マツタケ、柚子、抹茶、柿なども登場。※そういえば柿のスペルはkakiではなく、caquiでした^^
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