ムスメが総合という授業で首里を調べる課題があり、紅型を選択したそうです。自分でノートPCを駆使し、あれこれ調べているうちに、作ってみたい!となり、その場で予約。電話で聞けば、職人さんに直接質問もできるとのことだったので、今日の午後行ってきました。向かった先は首里琉染という復帰後すぐ誕生した歴史ある工房。飛騨の合掌造りをイメージして作られた建物は、とても赴きがありました。
電話予約の際に、お話したことをちゃんと覚えてくださっていて、ムスメにわかりやすく紅型の説明をしてくださいました。着物はすべて自然染料で作られているそうで、例えば食品にも使われているコチニール色素は、実はサボテンにつく寄生虫の体液(ちょっとヒョエーッ!ですよね(笑)その体液から鮮やかな紫色を出すのだそう。知らない間に虫を体内に取り込んでいたことに軽くショックを受けつつ(笑)興味深い話がたくさん。紅型は日本の友禅や、中国の影響を受けつつ、独自にうまく融合させているところなど(例えば桜と紅葉が一緒に描かれたり)沖縄らしい豪快さが特徴なのだなぁと思いました。
実際の色差しも、細かな取り決めがなく、とにかく自由。沖縄らしさここに、という感じでとても楽しかったー!!!
ムスメは好奇心の塊で、何に対してもとにかくアクティブ。こうしてわたしもさまざまな体験をさせてもらい感謝しています。今日は良く歩き、良く塗り(笑)家に帰ればすぐさまふたりでソファで爆睡してしまいました(ムスメはまだ眠っています(笑)最後の水元という工程は自宅で行うので、完成したらここに載せますね。楽しみー!