先日ゴッホ最後の70日ひまわりの画家はあの日殺されたのか?
という番組を観ました。
耳切り事件、自殺説を覆す新たな真実・・・
あらゆる観点からゴッホという人、その死の謎を検証する番組でした。
関連の書物もたくさん出ていて、読みたい!本当のことが知りたい!と
一瞬アマゾンを覗いたんだけど、
この番組によるとゴッホはすべてを墓場まで持っていったという事実があり、
我々が今頃そこを掘り起こすべきなのか?どうなのか?
ということを考えると踏み留まってしまいました。(読みたい気持ちもやっぱりありますが・・・)
そこで、やはり画家が最も饒舌になれるのはキャンバスの上だろう・・・と、
わたしが過去に観た2005年のゴッホ展の日記を探してみました。
それまで絵画鑑賞が大好きだけど絵を観る術は持ち合わせていないなぁ自分・・・
と思っていたのに、不思議とこの時ばかりはゴッホがそこに居て、
絵と対話できたような気持ちになれました。
そのときのブログから抜粋・・・
↓
昨日ゴッホ展を見てきた。
大好きな画家なのでこれまでも何度も彼の作品を観てきたが、
今回はじめて、彼の心の世界に踏み入ることができたような気がした。
それまでは世間一般に言われる、
暗く悲しい人というイメージが先入観としてつきまとっていたが、
彼の痛いくらいの悲しみやせつなさと同じくらいに、
描くことに対する無邪気な喜びや情熱、
楽しくほとばしるような気持ちがビンビン伝わってきた。
実は豪快で破天荒で、
かなり楽しい一面を持つ方だったのではないだろうかと、
彼の実像に思いを巡らせた。
きっと喜びも哀しみも人一倍、感じ、考え、力の限り生きていたのだろう。
人は彼は不幸な人生を送ったと語るが、
絵の向こう側から聞こえてくる声はそうではなかった。少なくとも私にはそう聞こえた。
最後に
彼が亡くなった1890年7月29日に発見された手紙は、次のように締めくくられている。
「ともあれ、僕は、僕自身の作品に対して人生を賭け、
そのために僕の理性は半ば壊れてしまった―それもよい―…」
~フィンセント・ヴァン・ゴッホ
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やっぱり本を読むよりももう一度彼の作品と深く触れ合ってみたいです。
今年から来年開催されるゴッホ展にどうしても行きたい!!!
調べたら東京 九州 2箇所だけみたいですね。ううう、どっちでもいいからいきたし・・・(祈)