雨に濡れた木

 台風接近で雨が降ったり止んだりの激しいお天気の中、
首里城散策へ出かけました。
まずは雨宿りがてらのビール。(笑)

首里のアカギの木。
戦争前は城の外壁まで枝が伸びていたらしい。
戦火に焼かれ、やがて台風で駄目になりかけたところを、
アコウの木が寄生し、結果アカギの幹も成長したらしい。


互いに支えあうようにまっすぐ立つふたつの木。
ふたつの生命は、
ここで守り合いながら、
歴史を潜り抜けてきたのかと思うと泣けてきた。


その力強い根っこは、
生きる力を与え、
光を集め作る木陰は
休息をもたらしてくれる。
ただそこにいるだけで、
感じる大きな安心感や力強い包容力。
雨に濡れた木々の美しさにうっとりしながら、
パワーをたっぷりいただきました。
良い休日 ありがとう。

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