緑の日々。

梅雨入りした沖縄。連休中はずっと雨模様。
GW沖縄に旅行に来た方たちは、
青い空+青い海+白い雲
というイメージどおりの沖縄に会えずに帰ってしまっただろう。
特に昨日は、雨を目で追うのが難しいほどの
久々の大雨。
その雨を吸い込んで、
無数のエネルギーを充満させる緑にしばし見とれてしまった。
濃く、深く、むせ返るほどに匂い立つ木々の青さ。
太陽の光を目一杯浴びて、
すべてを見開いたような緑も好きだけど、
沖縄に来て、湿気や雨水をたっぷり吸い込んだ、
緑の美しさにぐっと惹かれるようになった。
水を浴びるほどに輝く植物の生命力は、
人間にも、スーッと染み込んでくる。
あらゆる生命を感じるごとに、生きる力を貰っていることは、
大震災後、よりいっそう強く感じるようになった。
今日は取材後、あれこれと用を済ませ、暑かったことも手伝い、
よろよろとお茶をしにいけば、
お友達の妹さんとバッタリ。
もうすぐ新たな生命誕生を待つお友達が元気だと聞いただけで、
心がほっとあたたまる。
郵便局に向かう途中で、お世話になっているたこ焼きやさんにバッタリ会い、
途中まで一緒に歩く。
暑いねー。
これからもっと暑くなるねー。
などと話しながら、笑顔で互いの仕事を労いつつ別れた。
近所の郵便局の局員さんとは、
子どもの話に花が咲き、気がつけば時間大幅オーバー(笑)
お家に帰ってポストを開けると、
大家さんから緑色の花束ならぬ、ネギ束のプレゼント。
日常の些細なことに支えられ生きていること。
沖縄に居なければ、
自然と身近に触れ合うことも、
あたたかく触れ合う人とのご縁も無かったかも思うと、
あらためてここに居ることのありがたさを思う昨今。
(そういえば、緑と縁って字が似ている。)

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