ウィリアム・モリス展

昨日は、生放送のあと、猛ダッシュで授業参観へ→
残念ながら、もうとっくに参観は終わっていたが、
生放送を長年抱えつつ、
子育てをされてきた大先輩、多喜ひろみさんの、
「リアルタイムで観れなくても、前後に観にいけばいいのよ。」という、
心強いアドバイスを聞いて、教室へGO!
案の定、きっと、わたしのように時差ありで観ているお母さん
+そのまま延長戦に入っているお母さんが何名かちらほら。
その後、浦添美術館にて、
ずーっと観たかったウィリアム・モリス展を。
19世紀の芸術家で、機械化で大量生産+消費されていくものの中において、
手仕事の素晴らしさと、生活の中に美を訴え、
テキスタイル、壁紙、本などのデザインに、精力的に取り組んできた方。
草、花、鳥をモチーフにした作品が殆どで、
かわいらしいのに、甘すぎず、
生活に馴染むよう、芸術としての主張をしすぎず、
洋、和、どんな家の、どんなインテリアの中にあっても、
全く違和感がなく溶け込んでしまいそうな作品ばかり。
本当に良いものは、こうやって多くの人に愛され、
確実に受け継がれていくんだなぁと思うと、
ほっとするし、単純に嬉しくなるけど、
そこに至るまで、時代の流れに逆行するには、
どれほどのエネルギーと勇気が要ったことか。
その情熱、至るところに充満。
ご興味のある方、ぜひ!

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