寝苦しい夜が続いた今週頭、
駆け込むように、Bodyshopへ行き、
何かいいものはないかな?と捜し求めた安眠スプレー。
その名もQuiet night!
身体にも、枕にも吹きかけることができ、
粒子が布に馴染んでからもかなり芳香効果があるらしく、
寝返りを打つたびに香りが漂うのだそう。
柑橘系天然アロマの香りがスーッと心地よく、
蒸し暑い夜もぐっすり眠ることができました。
あと、もうひとつは昨年から愛用しているココナッツの入浴剤。
ナンシーギルゴフ先生のワークショップで、
体温を下げたいときにはココナッツが良いと聞き、
アーユルヴェーダでピッタ体質(火)のわたしは、
夏場は体温が上がりすぎるので、
ココナッツで調整することに。
オイルを頭に塗ったり、食べるのも勿論良いらしい。
今年もココナッツパワーで夏を乗り切ります!!!
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暑い夜のお供。
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心に響いたふるさと。
昨日、谷村新司さんのショータイムを観ました。
ゲストは、世界のテノール歌手プラシドドミンゴ。
大震災後、数々の海外アーティストが来日をキャンセルする中、
予定どおり、日本を訪れたドミンゴ。
その背景には、25年前のメキシコ大地震で、
自らもマスクをかぶり、親戚を助けに行ったという過去があったと聞きました。
(残念なことに親戚の方は4名もお亡くなりになってしまったそうです。)
アンコールで完璧な日本語で歌ったふるさとには、
ただただ、涙が溢れました。
同じ気持ちを共有すること、
理解して、受け入れること、
同じ目線で同じ心で、歌う、
ステージの上から届く声ではなく、
隣から、ひとりの人として届けられたような、
あたたかさを感じることのできる
本当に素晴らしい歌声でした。
また谷村さんのインタビューで、
おふたりが交わされる言葉ひとつひとつが、
とてもあたたかく、深く、
ひとつひとつメモを取りながら聴きました。
インタビューの中でドミンゴは、
「聴いている人にやすらぎを与えられる歌を歌えるようになりたい。」
と語っていました。そして、谷村さんも印象的だったとおっしゃっていた言葉が、
「音楽を続けることは、あらゆる人の犠牲の上に成り立っていること。」
音楽を続けられたことへの、深い感謝の気持ちを感じました。
そして、インタビュアをつとめられた谷村さんが涙を浮かべながら、
この機会に深く感謝の意を述べられていることにも、グッときてしまいました。
もしも聞き手が、歌い手として長い道のりを歩まれている谷村さんでなかったら、
ドミンゴもこんなにも素直な気持ちを出すことはできなかったかも知れません。
(だからインタビューって難しい!)
偉大な方こそ、心に大きなありがとうを持ち続けているのだと、
ひたすら感動の1時間半でした! -
生前のマイケルの言葉
新スケジュール帳をおろすにあたり、
過去何年前からの手帳を整理していたら、
ずーっと前にマイケルジャクソンのcut 誌のインタビューを、
美容院で書き写したものを発見!
ぼくは芸術にすべてを捧げている
芸術とは物質と精神との結びつき
人間と神の結びつき
それこそが芸術が存在する理由
ぼくは楽器として生まれたんだ
みんなに愛と幸福とハーモニーを届けるために
Michael Jackson -

高山なおみさん。
最近眠りにつくときに決まって手にするのは高山なおみさん。
うちには料理家やコーディネーターの本が山のようにあって、
なおみさん、ケンタロウさん、高橋みどりさんは特に好き。
其々料理の中に、生活がちゃんと見える感じがとても良い。
料理本以外にインテリア本も同じくたくさんあるのだけれど、
プロがコーディネートした誰も住んでいない部屋を掲載したものにあまり興味は無く、
実際に住む人の生活感が感じられるものがいい。
食でも住でもとにかく生活の匂いというものに強く惹かれてしまうのだ。
子どもの頃、学校から遅く帰ってきるときに、
次々に灯る窓の明かりを見ながら、
「この家族はどんなごはんを食べているんだろう?」
とわくわくしたり幸せな気持ちになったあの感覚を思い出させてくれるような・・・
なおみさんの作るお料理はそういった生活の中の楽しさをいつも感じる。
チクタク食卓(なおみさんの食の写真を365日綴った本)
ではただのサッポロ一番が出てきたりするのだけれど、
何故だかとても美味しそうに感じるから不思議。
料理が作られるには、そこに至るまでに、無償にこれが食べたくなった、という理由なんかがあり、
それらのストーリーが、スパイスとなり、食欲を増進させるものだと思う。
それが一皿に込められたなおみさんのお料理は、
いつもたまらなく美味しそうだし幸せな気持ちになる。
些細なものにも目を向け、大切に暮らしながら、
ごはんと共に綴っていく日々ごはん。
残念ながらこれが最終章。

高山なおみ日々ごはん
なおみさんのこの本を読むと、ちゃんと生きよう、ちゃんと食べよう、
といつも思わせてくれる。
仕事からなかなか頭のスイッチが切り替わらないとき、
しっかり元の場所へ引き戻してくれる。
だから眠るときには毎日読んでしまう。
明日はどんなものを作ろうか・・・?
と、まだ見ぬ1日に楽しく思いを馳せながら・・・。
日々ごはんの続きはここで見ることができます。 -

手仕事の素敵。

これは、この前、子どもの頃からお世話になっている、
実家の斜め前に住む方からいただいた手作りビーズストール。
デイサービスに通いながら、
もう身体が少しいうことをきかなくてね、と言いながら手渡してくださったもの。
身につけるたび、あたたかな気持ちでいっぱいになりそう。
やさしい思いを、ずっと感じ続けます。

このネックレスは、メインプレイスの手作りマーケットで、
取材後ひと目惚れして連れ帰ってきたもの。
有名なオーストリアのスワロフスキーのクリスタルガラスを使っているらしいです。
(でも、お値段は信じられないくらいに破格でした。)
他にも少しくすんだアンティークな色使いのビーズなど、
わたしの好きな感じばかりで、どれも、これも、欲しいのを、グッと我慢。
いろいろ質問したら、お話は弾み、止まらず。
趣味が似ている作家さんとは、きっと違う点でも、つながっているに違いない。
なんて思ってしまうほど、
その人そのものが込められるから素晴らしいのですね。
購入の際には、お昼休みにもかかわらず、飛んできてくださり、
その心意気は、作品同様。
ちなみに、お作りになったのは、
アトリエブーケの仲宗根あや子さんという作家さん。 -

Beautyの秋。
今まで全くといっていいほど無頓着だったお化粧。
大学に行っていないわたしは、
同級生が学生生活をエンジョイしている頃、
髪を振り乱して働いていて、
「今日はじめてデパートでメイクしてもらいメイク用具一式を買ってもらったんだ。」
なんて話を聞くたび、羨ましく思ったりした。
もっぱら人前で歌を歌う仕事にそれはそれなりに必要で、
時々お化粧上手な姉に注意されながらも、
素直でないわたしは所謂自己流の全くいけていないメイクを施し続けていたっけ。
(バブリーな時代というのも手伝い、あの頃の濃すぎるド派手なメイクは、
写真を見てもかなり痛々しい。(笑)
それからも仕事で必要・・・という以外は殆どすっぴんで過ごしているし、
メイクは好きでない、むしろ嫌なものであった。
ところが、先日おぐねーさんのメイクアップショウのMCをしてから、
そんなわたしでも「今からでもどうにかなるかも・・・?」とメイク熱に火が点いてしまった。
40歳にして初。自分でもビックリ。
まずは最低限のものを揃え、必要のないものを捨てる・・・という、
お化粧ポーチの中身から変身させてみた。
消えものコスメは最低限・・・
(ベージュ系のアイシャドウ、リップペンシル、肌に合った色のファンデーション)
消えものでないお化粧グッズについては・・・
結婚当初メイクアップアーティストの友達がくれた
Shu Uemuraのチークブラシ(使いすぎてヨレヨレ)
妊娠中入院していたときに知り合った美容部員の友達がくれたランコムの紅筆。
(この友人たちがいなければ、わたしのメイクはもっと悲惨だったかも?)
と、今思い返せば、自分で買ったものがひとつもないことに気付く。
おぐねーさんが「ブラシの大きさはとても大切。」とおっしゃっていたので、
ここは奮発して人生初の熊野筆を購入してみた。
肌に触れる感覚もとてもやさしく、塗っています!のようなチークでなく、
とても自然に色が肌にのるようになった。
・・・と、最低限を揃え、
教えてもらった中で覚えていることだけ何割かを実践しているけど、
自分でも結構変わった気がする。
(。。。とは言うものの、昭和から平成へ。まだやっと小渕さんが掲げたくらいか?(笑)
秋コスメもチェックせねばねっ。
次に目指すはおぐねーさんもオススメのミネラルファンデーション!
夏の間落ち武者のように伸びきってしまっていた髪も短くボブに。
色も落ち着かせ秋色にしてみました。
人生ではじめて掲げる目標 Beautyの秋。がんばります!(笑) -

読書の秋。

読書といえばいろんな波があり、
つい最近までノンフィクションしか読まない時期があったのだけど、
またまた小説熱が復活!
久しぶりに 眠る時間も勿体ない!と思うほど、
辞められない止まらない本に出会いました。
主人公のキャラクターがとにかく魅力的で、
知性と感性両方がとても豊かで、(勿論著者がなのだろうけど。)
読んでいるだけで、ぐいぐいと惹きつけられてしまいます。
本当の孤独を知っている人は、
本当のあたたかさを持っている。
身近にいれば、きっと友達になりたいと思うような人。
自分が他人に誤解されようが、どう思われようが、
そんなことにはまるで興味もなく生きている人
(わたしはこういう人にとにかく憧れるのです。)
そんな人が持つ精神的強さに惹かれます。
自分の内面との向き合い方も正々堂々としていて、逞しい。
物語もとても面白くて、その主人公のルーツへとさかのぼり、
3人の男の生き様と彼らが綴る人生(文学とも言うべきか?)
が、どんどん睡眠時間を奪います。(笑)
とにかくすごかった。久々にすごいものを読んだ心地良い満足感!
ムーンパレス/ポールオースター
小説熱は止まらず、次は隆慶一郎の一夢風流記を読み始めていますが、
これも日常生活に支障を来たすほど(笑)やばそうな面白い出だし!
ちなみにこの本を購入した日に、我が家にもう一冊あることが判明!
滅多に趣味がかぶらない旦那と思い切りかぶってしまいました。
(旦那が歴史ヲタクなのをすっかり忘れていました。(笑)
歴史ものだけは我が家の本棚をまず見て買わなければ。 -

芸術の秋。
台風後少し秋めいてきましたね。
先日は取材後久しぶりに約40分メインプレイスからおうちまで歩いて帰りました。
やっぱり徒歩はいいねェ。
この道程には、たくさんのお花が美しいスポットがあり、
心臓破りの坂の途中、砂漠のオアシスのように心和みます。
そういえば、最近柄にもなく、
さりげなく道端に咲いている小さな雑草や小花が好きなことに気付きました。(遅(笑)
そして、買ったのがじゃじゃん!

この秋は、手始めにお花の絵でも描いてみることにしました。
うまく描けたらここにも載せてみましょうね。(・・・と、一応言うだけ言ってみる。(笑)
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座頭市熱
昨夜真夜中に起きてしまいTVをつけたら座頭市が。
昔父と一緒に見たおぼろげな記憶しかなかったが、
今オトナになって改めて見てビックリ!
勝新太郎がすごい!すごすぎる!
市はユーモアたっぷりで思わず声を出して笑うシーンあり、
その直後にはほろりと泣かされる。
そこに居る実在の人・・・と錯覚させてしまうほど、
市が生きている。
市を心の底から応援してしまう。
そして立ち回りの鮮やかなこと。
あのゴツイ体のどこにあんな機敏さが!
斬り合うシーンを見ているというよりも
美しい舞を見ているかのよう。
勝新太郎にとことん魅せられ、
見事に寝不足な今朝(笑)
調べてみたら、初期作品はアウトロー度が高く、
中盤から市のキャラクターがどんどん面白くなっていったらしい。
立ち回りもどんどんグレードが上がっていったそう。
ううう、全部見たい!と思っていたら、
26作品一挙放送の文字をスカパーのページで発見!
これを撮り貯めしてお酒呑みながらじっくり鑑賞するのが、
近々の夢です。(笑)
頭の中は座頭市でまだいっぱいですが、
気持ちを切り替えて、さ、仕事しよ!(笑)




