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  • 仕切りはフジワラで。

    今朝、取材のためモノレールに乗っていたら、
    わたしの前に、サラリーマン風の男性がふたり。
    何やら楽しそうに、
    近々行われるらしいレクレーション(らしい)話をしている。
    「とりあえず仕切りはフジワラで!」
    のひと声に、
    へー。楽しそうな話でいいなあ。
    と、また読んでいた本に目を落としたものの、
    どんどん、ふたりの話はレクレーションから反れて、
    フジワラ本人についてに移行。(というか脱線。(笑)
    聞くつもりはなかったのだが、
    その高めのテンションにつられ、
    ついつい・・・
    「そうなんだよ。あいつ、機転は利くし、気配りできるし、
    ほらほら、この前のカラオケの時もバッチリだったよな。」
    「そうそう、あいつ、元体育会系だから、体力もあるからさ、
    こういうときに役に立つんだよな。」
    。。。と、とにかくこの上司風のふたりが、
    執拗なくらいに、
    優秀な部下フジワラを褒め称えるのだ。
    「大まかなまとめは、ともかく、後のフォローもきっちりできるんだよ。」
    「そうそう、あいつ、それでいて全然ぶったところが無いんだよな。」
    ・・・と、延々ふたりのフジワラ褒めは続く・・・
    ・・・そんなに凄いのか?フジワラ!?
    会社にひとりフジワラ。一家にひとりフジワラ。
    息子にしたい男ナンバーワンなのか?
    旦那にしたい男ナンバーワンなのか?
    走・攻・守 すべてバッチリなのか?
    上司を唸らせる男、フジワラ!
    同性に好かれる男、フジワラ!!
    どこまで凄いんだ?フジワラ!!!
    ・・・と、知りもしない、会った事もないフジワラ像を思い描いていたら、
    知らぬ間に目的地おもろまちを通り越してしまい、
    安里で慌てて下車。
    また反対方向のモノレールに乗った。(泣)
    今日はよりにもよってJOHOさん付きの取材の日。
    早めに出たので遅刻せずに本当によかったよ。(ホッ。)
    いよいよ特番は、今週末!
    仕切り上手なフジワラ話にあやかって頑張ります!
    目指せ!フジワラ!
    ・・・で、フジワラって誰?

  • Live pleasure SP in 那覇メインプレイス

    Live pleasure SP in 那覇メインプレイス

    今回で第3回目となりますLive pleasure SP!
    今週土曜日10月9日のサンエー那覇メインプレイスプレゼンツLive pleasureは、
    スタジオを飛び出して、
    8周年を迎える那覇メインプレイス中央コートから2時間生放送でお送りします♪
    お時間あえば、是非お越しくださいね。
    ライヴゲストには
    iora the caravan , Shum from triple-P
    スペシャルゲストには後藤真希さんがご登場!
    当日レポートを務めてくれるのは、
    今月からFMカーレポーターを担当する田中真理子ちゃん。
    番組エンディングテーマ SalaのAlways be thereも、
    生演奏でお届けします!
    放送終了後には、サンエーの商品券などが当たる抽選会もありますので、
    どうぞお楽しみに♪
    会場で参加できないけど・・・という方にも、
    番組からいつものように商品券&シネマQの映画鑑賞券のプレゼントもありますので、
    こちらはメインプレイスのオススメのお店やアイテムなどをお書きの上、
    番組HPからご投稿くださいね!
    (メッセージ受付中です!)
    Live pleasure

  • ラジオに涙した1日。

    10月はラジオ界にとって大きく変わる時。
    J-waveで10年半続いたクリス智子さんのBoom townが終わってしまい、
    FM沖縄では、玉城乃野さんが8年勤められたラジオカーレポーターを卒業されました。
    長い年月の上に積み重ねられた努力と、
    きっと努力してきた人だけがもつことができる大きな周囲への感謝を、
    ラストの日に見せて(正確には聴かせて)もらい、
    大きな仕事をやり遂げたその清々しい涙に、
    思わずもらい泣き。
    1日に何度も涙を流した日でした。
    特に乃野さんは、プライベートでも親しくさせていただいているので、
    本当に、昨日はいろいろとグッときた日でありました。
    本当にお疲れ様でした。
    そして、昨日、もうひとつ、大きな涙が・・・
    昨日、名古屋の愛知国際放送radio-iが終了しました。
    このことは、今年の春、
    以前わたしのことを小林克也さんのブログで取り上げてくださった
    阿南東也さんが投稿された克也さんのブログ記事で知りました。
    (ひとつずつ記事のリンクが貼れないのですが、
    是非FMという題の5月25日の記事をご一読ください。)
    この局には、ZIP時代、
    大変お世話になった先輩がいらっしゃることもあり、
    (この記事に出てくるクリスグレンさんです。)
    わたしも帰省中はよく放送を聴いていました。
    かなりアダルトで選りすぐりの洋楽がたくさんかかり、
    またインターナショナルなDJがたくさん登場する
    とても上質なラジオ局でした。
    だから本当に本当に残念でなりません。
    DJのみなさんはおそらく、
    放送上では言いたくても言えないことをこらえ、
    リスナーのみなさんは、
    大好きなDJの声が聴けなくなるのみならず、
    局自体が姿を消してしまうことについて、
    本当に辛く寂しい気持ちで一杯だと思います。
    クリスさんはじめ、DJのみなさん、
    それからリスナーのみなさん、
    それぞれの思いがあり、
    最後の最後まで、閉局という光の見えないゴールに向かって、
    DJとリスナーがひとつになり、
    署名を集めたり、
    出資してくれる人を探したり、
    その思いは報われない結果となったのかも知れないけど、
    ここにこそ、ラジオの素晴らしさがあると思いました。
    一方的ではなく、相互で成り立っているものがラジオであり、
    他の媒体ではこういうことは成し得ないと・・・
    radio-iでつながっていたみなさんの思いが、
    きっとまた違う形で実を結ぶことを祈ってやみません。
    クリスグレンさんBlog

  • 久高島旅記 2

    久高島旅記 2

     自転車で、アマミキヨが降り立ったとされるカベール浜を目指し、
    ひたすらこんなワイルドな道をずんずん進む。
    とても気持ちの良い風が吹き、
    ここが神聖な場所だというのは、
    そういうことを信じない人でもきっと納得させてしまう何かがある。

    ・・・と、このとき事件は起こる。
    わたしの目の前に長いファインディングニモ色の棒のようなものが落ちていると思って、
    ゆっくり近付いてみると、
    それは棒でなく、何と蛇!(涙)
    のっそりのっそり、わたしの目の前の道を横断していく色鮮やすぎる細長い体。
    ・・・その間約10秒。
    (いや、5秒、一瞬だったかも?
    でも、とてつもなくスローに見えたのです。あまりにも怖すぎて・・・)
    周りを見渡してもわたしと蛇しか居ない。
    その場で呆然と立ちすくんでしまい、怖くて心臓の鼓動が大音量で聞こえる!
    (後に島を頻繁に訪れていらっしゃるオペラ歌手の田村邦子さんにお伺いすると、
    蛇はこの島には居ないとされていると!
    「マミちゃん、天からの使いを見たのよ。」と言われ、
    その場ではあんなに震撼していたのに、
    単純にも大いに喜ぶ。(笑)
    道の先に見えてきたカベールの浜は、
    蛇と遭遇した怖い思いを一掃してくれた。
    こんなにも心が穏やかになる場所があるだろうか?
    見渡す限りの透明な海、心地よく広がる波音。
    通常神聖な場所には、少し近寄りがたいような雰囲気があるのだが、
    沖縄の神聖な場所は、
    ピンと張り詰めた空気感の中に、
    不思議なあたたかみがあることにいつも驚く。
    人々の神様への祈りや思い、自然に対する感謝の気持ちが込められた場所には、
    大きな自然や神様の元、人も生き物もしっかりと守られている無限の安心感がある。
    その安心感は、
    ここに居ることに、
    生きていることに、
    ただ、素直に感謝の気持ちを持たせてくれる。

    まだまだ(笑)続く。

  • 久高島旅記

    久高島旅記

    久高島は沖縄の人々にとって特別な島。
    琉球の神、アマミキヨが降り立ったとされることから神の島と呼ばれている。
    わたしにとっては、ずっと行きたかった憧れの島で、
    ここに行ってみれば、何かが変わる、というか、何かを変えてくれる、
    という予感がずっとあった場所。
    そして不思議なことに、いざ行こうとするといつも台風や、
    ムスメの病気などで、流れてばかりの場所でもあった。
    でもいつかは必ず行けると信じて、
    斎場御嶽からは、幾度もその全景を拝んでいた。
    今回の休みも、台風が去ったばかりということもあり、
    当日もし晴れたら行こうという半ばあきらめの気持ちでいたのだけど、
    起きてみたらビックリするほどいい天気!
    やっと呼ばれた!(笑)と慌てて用意し、
    興奮しすぎてバスの時間とフェリーの時間が全くかみ合わないスタートを切り、(笑)
    久茂地で2時間もうろうろと時間を潰しながら、
    (いや、慌てすぎて忘れ物だらけだったので、買い物に丁度良い時間だったのだけど(笑)
    鼻息荒く久高島へ。
    フェリーを降りれば、自転車を借りて移動。
    着いたのは、最も暑い2時。畑仕事中のおじい、おばあは皆木陰で休憩していて、
    「今走ったら暑いさ。ここでお茶でも飲みなさい。」と声をかけてれる。
    宿の場所に始まり、おすすめスポットや、島についての質問をすると、
    「横に座りなさい」とジェスチャーしながら、やさしく答えてくれる。
    みなさん笑顔がとても素敵。
    きらきらと輝くような微笑みに胸がきゅうと締め付けられる。
    そんなあたたかな歓迎に気持ちもほぐれ、
    清々しい木陰の風を受けながら、
    心がどんどん解き放たれていくのがわかった。
    心地よくゆんたくをもっと続けていたかったけど、お借りした自転車には時間制限あり。(笑)
    寂しさをこらえつつ、みなさんとお別れ。灼熱の中、自転車をただ思い切りこぐ。




    こぎ始めたら、自転車のギーギーという錆付いた音以外は何も聞こえない。一見、普段私たちが目にしているもの(車などの乗り物や民家以外の建物)は殆ど何もない。人にも殆ど遭わない。(さっきの出会いはかなり貴重。)
    しばらく自転車を走らせ続けていたら、

    耳があらゆる音にどんどん反応しはじめた。鳥や虫の鳴き声は勿論、何かの生き物が葉っぱを踏むカサカサという音、実か何かがゴロンと道に落ちる音、虫の羽が摺り合う音、どんどん鮮明になってくる。立ち止まってみると、海への道がわかった。目で見なくとも、今どの方向に向かっているのか波音が教えてくれるのだ。
    普段人間が立てる音にかき消されている音がここでは主役。
    あらゆる命の音・・・
    それらはそこに昔からずっとあったような、
    また今だからこそ聞くことのできるようなとても不思議な感覚で、
    あたり前のように、また奇跡的に響き渡る。
    もしかすると、
    今ここでこうやって音を立てながら自転車をこぐ自分という存在も、
    あたり前であり、また奇跡なのかも知れない。

    多分(笑)続く・・・
    久高島にご興味のある方はこちらへ。久高島HP

  • 長い待ち時間も、待つ甲斐あり。

    長い待ち時間も、待つ甲斐あり。


     いきつけの(いきつけたくはないが(笑)耳鼻科の待ち時間は長い。
    今朝も開院前に行って11番目。
    今までの経験で、だいたい1時間半待ちと踏んで、
    jimmyでお茶+本当は読む前に見たかった映画の原作本を。
    いつも病む左喉の付け根が、甲状腺、食道入り口まで腫れてしまい、
    夜も眠れずだったので、駆け込みました。
    もうこの場所のトラブルは職業病で、
    20歳の頃から長年のお付き合いなので仕方なし。
    沖縄にも頼れる先生がいて本当によかった。
    先生にはただひたすら感謝、感謝、なのです。

  • 神の島へ。

    神の島へ。


    久高島へ行ってきました。
    子どもを産んで以来久々のひとり旅。
    本島から距離は僅かだけど、
    電車のない沖縄で、車じゃなくバスから始まる長い道程は結構ドキドキもので、
    出会った人も、
    そこで得たものの多さからしても、
    ホントに大きな旅。
    ちゃんと使いこなせないであろう買ったばかりの一眼レフと、
    本2冊とノートだけ入ったバッグ片手に、
    真っ黒になるほど自転車であちこちかけ巡りました。
    84歳のおばあちゃんが経営する民宿に泊まり、
    おばあちゃんとのゆんたくは今思い出しただけでも泣きそうになるくらい
    素晴らしい思い出です。
    美しい場所、美しい人、
    感じることがありすぎて・・・
    ああ、落ち着いてゆっくり旅記でもしたためたい心境なのですが、
    また後日。
    今日は休んだ分を取り戻すべく仕事を頑張りましょうね。(笑)

  • 秋ダンパチ。秋休み。

    秋ダンパチ。秋休み。

    髪を10センチ以上切りました。
    本当は地道に伸ばしているんだけど、
    扱いにくい長さになり、
    すその方を軽くしてもらっていたら、
    軽くなりすぎて、
    (イメージ・・・往年の田村正和か、京本政樹(笑)
    ここは、えいっ!と、ボブまで切ってもらって、
    ここからまた地道に伸ばすことにしました。
    すっきり爽快。

    5年以上、これ以上の長さまで伸ばせないでいるけど、
    今回もこの軽さ、扱いやすさをまた実感すると、
    少し気持ちが萎えてきました。
    初志貫徹。なるか?
    目指せ!ロン毛!(地味に(笑)
    ***
    明日から4日間、ちょっとひと休み。
    休暇を楽しもうと思っています。
    あてはまるでなく、いったい何しよう・・・?
    お天気と、直感で(その場のノリで(笑)動きたいと思っています。
    実りの秋休みとなりますよう。

  • Beautyの秋。

    Beautyの秋。

    今まで全くといっていいほど無頓着だったお化粧。
    大学に行っていないわたしは、
    同級生が学生生活をエンジョイしている頃、
    髪を振り乱して働いていて、
    「今日はじめてデパートでメイクしてもらいメイク用具一式を買ってもらったんだ。」
    なんて話を聞くたび、羨ましく思ったりした。
    もっぱら人前で歌を歌う仕事にそれはそれなりに必要で、
    時々お化粧上手な姉に注意されながらも、
    素直でないわたしは所謂自己流の全くいけていないメイクを施し続けていたっけ。
    (バブリーな時代というのも手伝い、あの頃の濃すぎるド派手なメイクは、
    写真を見てもかなり痛々しい。(笑)
    それからも仕事で必要・・・という以外は殆どすっぴんで過ごしているし、
    メイクは好きでない、むしろ嫌なものであった。
    ところが、先日おぐねーさんのメイクアップショウのMCをしてから、
    そんなわたしでも「今からでもどうにかなるかも・・・?」とメイク熱に火が点いてしまった。
    40歳にして初。自分でもビックリ。
    まずは最低限のものを揃え、必要のないものを捨てる・・・という、
    お化粧ポーチの中身から変身させてみた。
    消えものコスメは最低限・・・
    (ベージュ系のアイシャドウ、リップペンシル、肌に合った色のファンデーション)
    消えものでないお化粧グッズについては・・・
    結婚当初メイクアップアーティストの友達がくれた
    Shu Uemuraのチークブラシ(使いすぎてヨレヨレ)
    妊娠中入院していたときに知り合った美容部員の友達がくれたランコムの紅筆。
    (この友人たちがいなければ、わたしのメイクはもっと悲惨だったかも?)
    と、今思い返せば、自分で買ったものがひとつもないことに気付く。
    おぐねーさんが「ブラシの大きさはとても大切。」とおっしゃっていたので、
    ここは奮発して人生初の熊野筆を購入してみた。
    肌に触れる感覚もとてもやさしく、塗っています!のようなチークでなく、
    とても自然に色が肌にのるようになった。
    ・・・と、最低限を揃え、
    教えてもらった中で覚えていることだけ何割かを実践しているけど、
    自分でも結構変わった気がする。
    (。。。とは言うものの、昭和から平成へ。まだやっと小渕さんが掲げたくらいか?(笑)
    秋コスメもチェックせねばねっ。
    次に目指すはおぐねーさんもオススメのミネラルファンデーション!
    夏の間落ち武者のように伸びきってしまっていた髪も短くボブに。
    色も落ち着かせ秋色にしてみました。
    人生ではじめて掲げる目標 Beautyの秋。がんばります!(笑)

  • 読書の秋。

    読書の秋。


    読書といえばいろんな波があり、
    つい最近までノンフィクションしか読まない時期があったのだけど、
    またまた小説熱が復活!
    久しぶりに 眠る時間も勿体ない!と思うほど、
    辞められない止まらない本に出会いました。
    主人公のキャラクターがとにかく魅力的で、
    知性と感性両方がとても豊かで、(勿論著者がなのだろうけど。)
    読んでいるだけで、ぐいぐいと惹きつけられてしまいます。
    本当の孤独を知っている人は、
    本当のあたたかさを持っている。
    身近にいれば、きっと友達になりたいと思うような人。
    自分が他人に誤解されようが、どう思われようが、
    そんなことにはまるで興味もなく生きている人
    (わたしはこういう人にとにかく憧れるのです。)
    そんな人が持つ精神的強さに惹かれます。
    自分の内面との向き合い方も正々堂々としていて、逞しい。
    物語もとても面白くて、その主人公のルーツへとさかのぼり、
    3人の男の生き様と彼らが綴る人生(文学とも言うべきか?)
    が、どんどん睡眠時間を奪います。(笑)
    とにかくすごかった。久々にすごいものを読んだ心地良い満足感!
    ムーンパレス/ポールオースター 
    小説熱は止まらず、次は隆慶一郎の一夢風流記を読み始めていますが、
    これも日常生活に支障を来たすほど(笑)やばそうな面白い出だし!
    ちなみにこの本を購入した日に、我が家にもう一冊あることが判明!
    滅多に趣味がかぶらない旦那と思い切りかぶってしまいました。
    (旦那が歴史ヲタクなのをすっかり忘れていました。(笑)
    歴史ものだけは我が家の本棚をまず見て買わなければ。